目次
はじめに:背中のお肉、気になりませんか?
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下着の上に乗る背中の段差
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脇の後ろあたりの “はみ肉”
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後ろ姿だけ老けて見える
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写真を撮ったときに、背中が丸く見える
背中太りは、年齢とともに増えていく悩みの一つです。
「背中は自分で見えないから、気づいたら太っていた…」
という女性がとても多いのですが、背中太りにはきちんと“原因”があります。
この記事では、
✔ 背中だけ太くなる原因
✔ 背中痩せが難しい理由
✔ 最短で背中を引き締める方法
✔ 食事・生活習慣のポイント
✔ 自宅でできる背中痩せトレーニング
を、パーソナルトレーナー歴16年・12,000人以上を指導してきた専門家の視点で詳しく解説します。
第1章|背中太りが起こる5つの原因
① 姿勢の崩れ(猫背・巻き肩)
背中が太く見える最大の原因は 姿勢の悪さ。
猫背になると、肩が前に入り、背中の筋肉が使われなくなります。
特に背中上部(僧帽筋下部・菱形筋)が働かないことで、脂肪がつきやすい状態に。
さらに姿勢の崩れは、
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肩こり
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巻き肩
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二の腕のたるみ
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バストの下垂
とも深く関わり、背中太りを加速させます。
② 背中の筋肉が弱っている
背中は普段の生活で使われにくい部位です。
スマホ・PC・家事など、多くの動作が「前側」で行われるため
背中はほぼノータッチ。
その結果、
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代謝が落ちる
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姿勢が悪くなる
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血流が悪くなる
という“太りやすい背中”の条件がそろってしまいます。
③ 肋骨の硬さ・呼吸の浅さ
意外かもしれませんが…
呼吸が浅いと背中は太ります。
呼吸が浅い → 肋骨が広がらない → 背中のインナーマッスルが働かない
この連鎖により、背中が丸まり”脂肪がつきやすい背中”になります。
ストレスを感じやすい人は特に呼吸が浅くなりやすいため、背中のお肉もつきやすい傾向があります。
④ 肩甲骨が固まって動かない
背中痩せに欠かせないのが「肩甲骨」。
肩甲骨が固まると…
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背中の筋肉が全く使われない
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血流が滞り代謝低下
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脂肪がつきやすい
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背中が丸く見える
という悪循環が起こります。
特にデスクワーク・スマホ時間が長い人は、ほぼ100%肩甲骨が固まっています。
⑤ 太りやすい生活習慣(ストレス・睡眠不足)
ストレスホルモン「コルチゾール」が増えると、
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代謝低下
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脂肪を溜め込みやすくなる
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筋肉が落ちる
という変化が起こり、背中にも脂肪がつきやすくなります。
睡眠不足もホルモンバランスを崩し、“背中だけ太る現象”につながります。
第2章|背中痩せが難しい理由と、逆に「最短で痩せるポイント」
● 背中は“意識して動かしにくい”部位だから
背中の筋肉は自分では見えず、動いている感覚も掴みにくいので
改善が遅い=「痩せにくい」と感じる女性が多いのです。
しかし逆に言えば、
ポイントがわかれば最短で変わる部位でもある!
実際、あなたも見たことがありませんか?
「背中だけ急にスッキリした人」
「後ろ姿がガラッと若返った人」
これは背中痩せのポイントを正しく押さえた結果です。
第3章|背中痩せの鍵は“姿勢・呼吸・肩甲骨”の3つ
① 姿勢を整える(猫背修正)
背中痩せの土台は姿勢です。
姿勢を正すだけで…
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背中が自然に引き締まる
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肩の位置が正しくなる
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背中の脂肪がつきにくくなる
というメリットがあります。
② 肩甲骨を動かす習慣をつくる
肩甲骨が1mm動くだけで、背中の筋肉は大きく働きます。
ポイントは、
✔ 内側に寄せる
✔ 下に下げる
✔ 上下・左右に動かす
という3方向。
これだけで背中の代謝が上がり、脂肪が燃焼されやすくなります。
③ 深い呼吸で代謝UP
背中痩せは筋トレより“呼吸”が大切です。
深い呼吸により、肋骨が動き、背中のインナーマッスルが自然に働くようになります。
特にダイエット中の女性はストレスで呼吸が浅くなりがちなので
呼吸改善こそ背中痩せの最短ルートになります。
第4章|自宅でできる背中痩せエクササイズ7選
すべて1日5分でOK。
動画なしでもできるよう“専門家レベルでわかりやすく”説明します。
① 肩甲骨ぐるぐる回し(ウォーミングアップ)
① 肩に手を置く
② 大きな円を描くように10周
③ 逆回しも10周
→ 肩甲骨の可動域が広がり、背中の筋肉が目覚める
② 背中ストレッチ(猫背改善)
① 背筋を伸ばして座る
② 両手を前に伸ばし、背中を丸める
③ 大きく息を吐きながら10秒キープ
→ 背中上部が伸びて姿勢改善に効果的
③ 肩甲骨寄せエクササイズ
① 背筋を伸ばして立つ
② 肘を軽く曲げて後ろへ引く
③ 肩甲骨を内側に寄せる
④ 5秒キープ × 10回
→ 下着のハミ肉がスッキリしやすい
④ ラットプルダウン風エクササイズ
① 両手を頭の上に伸ばす
② 肘を腰に向かって引く
③ 背中の筋肉を意識しながら20回
→ 背中全体の引き締めに◎
⑤ Y字リフト(背中上部を鍛える)
① うつ伏せになる
② 両腕をY字に伸ばす
③ 胸と腕を軽く持ち上げる
④ 15回
→ 背中が丸く見える人に最適
⑥ ヒップヒンジ(姿勢改善×背中引き締め)
① 脚を肩幅に開く
② お辞儀のように前傾
③ お尻を後ろに引いて腰をまっすぐ
④ 15回
→ 姿勢と背中ラインが整う
⑦ バックエクステンション
① うつ伏せ
② 背中を使って上体を持ち上げる
③ 10〜15回
→ 背中下部を引き締める
第5章|背中痩せに効果的な食事&生活習慣
① タンパク質をしっかり摂る
タンパク質は筋肉の材料。
背中のたるみ改善には必須!
・肉・魚
・卵
・大豆製品
・乳製品
1日体重×1.2〜1.5gが目安。
② 腸活で代謝を上げる
腸が整うと背中痩せも加速します。
✔ 発酵食品
✔ 食物繊維
✔ 酵素
✔ オリゴ糖
腸内環境が整うと代謝が上がり、脂肪のつきにくい体質に。
③ 睡眠の質を上げる
背中太りの原因「コルチゾール」を減らすためにも
睡眠は超重要。
・寝る1時間前のスマホOFF
・カフェインは夕方以降控える
・お風呂は寝る90分前
これだけでも背中痩せが早くなります。
第6章|背中痩せが進むまでの期間は?
最短1〜2週間で「見た目の変化」を実感できます
特に…
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肩甲骨が動くようになる
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姿勢が整う
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呼吸が深くなる
この3つが改善すると、背中のラインはあっという間に変わります。
第7章|背中痩せを成功させるために重要なこと
① “とにかく姿勢”がすべての土台
姿勢が整えば背中の脂肪は落ちやすくなります。
② 肩甲骨を毎日動かす
たった1分でもOK。
肩甲骨を動かすだけで背中は変わります。
③ 食事・睡眠・ストレス管理を整える
背中痩せは生活習慣の影響が大きいので
トレーニングだけでは不十分です。
まとめ|背中痩せは“正しい方法”なら誰でも変わる
背中のお肉は放置するほどつきやすくなり、落としにくくなります。
しかし、背中痩せは正しいステップを踏めば最短で変わる部位。
背中痩せのポイント
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姿勢
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肩甲骨
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呼吸
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タンパク質
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睡眠
この5つを意識するだけで“後ろ姿美人”は必ず目指せます。
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【広島市】パーソナルトレーニングスタジオSlen(スレン)
代表パーソナルトレーナー 前迫大昌





