昨日、パーソナルトレーニングの指導中に、お客様とこんな話になりました。
「旅行に行くのも、足腰がしっかりしていて元気なうちに行った方がいいですよね。そのためにも、ちゃんと鍛えておいた方がいいですよね」
本当にその通りだと思います。
旅行というと、
「どこへ行こう」
「何を食べよう」
「どんな景色を見よう」
と、目的地や食事、観光スポットについて考えることが多いですよね。
しかし、実際に旅行へ行ってみると、
「思っていた以上に歩いた!」
という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
旅行を思いきり楽しむためには、行きたい場所があることだけでなく、そこまで自分の足で歩ける筋力や体力も大切です。
今回は、広島市中区のパーソナルトレーニングスタジオSlen(スレン)で日々お客様を指導している私が、「旅行を楽しむための体づくり」という視点から、足腰を鍛えておくことの大切さについてお話しします。
旅行では、想像している以上に歩きます
旅行先では日常生活とは違い、かなりの距離を歩くことがあります。
例えば、
・駅から観光スポットまで歩く
・神社やお寺の境内を歩く
・お城の階段や坂道を上る
・テーマパークを一日歩き回る
・知らない街を散策する
・ホテルから飲食店まで歩く
・電車やバスを乗り継ぐ
・空港や駅構内を移動する
など、旅行中は意外と足腰を使います。
私自身も神社などへ行くことがありますが、境内まで長い階段があったり、坂道が続いていたりする場所もあります。
目的地に到着するだけなら歩けたとしても、その時点ですでに疲れてしまっていては、旅行そのものを十分楽しめなくなってしまうかもしれません。
「歩ける」と「元気に歩き続けられる」は少し違う
旅行を楽しむために大切なのは、単純に「歩けるかどうか」だけではないと私は考えています。
例えば、10分歩くことができても、すぐに疲れて休憩が必要になってしまうと、
「次の場所はやめておこうか」
「今日はもうホテルに戻ろうか」
となることがあります。
反対に、足腰がしっかりしていて体力に余裕があれば、
「まだ時間があるから、もう一ヶ所行ってみよう!」
「少し先まで歩いてみよう!」
と、行動できる範囲が広がります。
せっかく遠くまで旅行に行ったのであれば、見たい景色を見て、食べたいものを食べて、行ってみたかった場所へ足を運びたいですよね。
そのためにも、筋力と体力は大切です。
筋力や体力は「見た目を変えるため」だけではありません
パーソナルトレーニングというと、
「痩せるため」
「体重を落とすため」
「お腹を引き締めるため」
「筋肉をつけるため」
というイメージを持たれる方も多いと思います。
もちろん、それらもトレーニングをする大切な目的です。
しかし、私はトレーニングには、その先にもっと大きな意味があると思っています。
それは、
「自分のやりたいことを、自分の体で楽しみ続けるため」
ということです。
自分の足で歩いて、行きたい場所へ行く。
見たい景色を見る。
旅行へ行く。
家族や友人と出かける。
趣味を楽しむ。
こうした日常をできるだけ長く続けていくために、筋力や体力は人生を楽しむための土台の一つになります。
厚生労働省も筋力トレーニングを推奨しています
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人に対して、歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日60分以上行うことや、筋力トレーニングを週2〜3日行うことが推奨されています。
また、高齢者についても、無理のない範囲で身体を動かし、筋力トレーニングを週2〜3日、多要素な運動を週3日以上行うことが推奨されています。
もちろん年齢や体力、健康状態によって適切な運動量は異なります。
大切なのは、「いきなりたくさん運動しなければいけない」と考えるのではなく、今できることから少しずつ身体を動かしていくことです。
旅行を楽しむために鍛えておきたいのは足だけではありません
「足腰を鍛える」と聞くと、スクワットなど脚のトレーニングだけを想像する方もいるかもしれません。
しかし、実際に歩いたり階段を上ったり、長時間観光したりするためには、下半身だけではなく全身を使います。
例えば、
・太もも
・お尻
・ふくらはぎ
・体幹
・背中
・バランス能力
なども関係します。
特に旅行では、舗装された平坦な道だけを歩くとは限りません。
階段、坂道、石畳、段差などを歩くこともあります。
そのような環境でも安定して動ける体をつくるためには、「筋力」「持久力」「バランス」の3つを意識した体づくりが大切です。
40代・50代になってからではなく、元気な今から始める
「まだ普通に歩けるから大丈夫」
と思う方も多いかもしれません。
しかし、体力づくりは、体力が落ちてから始めなければいけないものではありません。
むしろ、
「まだ元気に動ける今」
から少しずつ運動習慣をつくっておくことが大切です。
昨日お話ししていたお客様も、
「元気なうちに旅行へ行きたい」
という思いと同時に、
「そのためにも鍛えておきたい」
と考えられていました。
この考え方は、とても素敵だと思います。
旅行に行ける期間を「今だけ」にするのではなく、
10年後、20年後も旅行を楽しめる可能性を高めるために、今から体づくりをする。
トレーニングは、未来の自分への準備でもあります。
「元気なうちに旅行へ行く」+「元気でいられる体をつくる」
もちろん、
「元気なうちに行きたい場所へ行く」
ことは大切です。
行ってみたい場所があるなら、行ける時に行っておく。
私もこれは大賛成です。
ただ、それと同時に、
「できるだけ長く、元気に旅行へ行ける体をつくっておく」
という視点も持っていただきたいと思います。
旅行先で、
「疲れたからここは諦めよう」
ではなく、
「まだ歩けるから、もう一ヶ所行こう!」
と言える体。
階段を見たときに、
「上まで行くのは無理かな……」
ではなく、
「せっかくだから上まで行ってみよう!」
と思える体。
そんな体があれば、旅行だけではなく、日常生活そのものの選択肢も増えていきます。
よくある質問
Q. 旅行のために筋トレをする意味はありますか?
はい。旅行では長時間の歩行や階段、坂道など、普段以上に足腰を使う場面があります。下半身や体幹を鍛え、体力をつけておくことは、旅行中に動きやすい体づくりにつながります。
Q. ウォーキングだけでも足腰は鍛えられますか?
ウォーキングはとても良い運動ですが、筋力を維持・向上させるという意味では、スクワットなどの筋力トレーニングも組み合わせることがおすすめです。厚生労働省も成人・高齢者ともに筋力トレーニングを週2〜3日行うことを推奨しています。
Q. 運動が苦手でもトレーニングできますか?
できます。大切なのは、現在の体力に合った強度から始めることです。最初から激しい運動をする必要はありません。運動習慣がない方ほど、無理なく継続できるところから始めることが大切です。
広島で「10年後、20年後も動ける体」をつくりたい方へ
広島市中区のパーソナルトレーニングスタジオSlen(スレン)では、ダイエットや姿勢改善だけではなく、その方がこれから先も自分らしい生活を楽しめる体づくりを大切にしています。
トレーニングは、単に体重を落とすためだけのものではありません。
旅行へ行きたい。
たくさん歩きたい。
好きな服を着たい。
趣味を楽しみたい。
年齢を重ねても、自分の足でいろいろな場所へ行きたい。
そのために必要な体を、今から少しずつつくっていく。
それもパーソナルトレーニングの大きな意味だと私は考えています。
「最近、以前より疲れやすくなった」
「旅行へ行くとすぐに足が疲れる」
「今のうちから足腰を鍛えておきたい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ|10年後、20年後も自分の足で行きたい場所へ
旅行を楽しむためには、行きたい場所や時間、お金だけではなく、「動ける体」も必要です。
筋力や体力があれば、旅行先での行動範囲も広がります。
そして、トレーニングは今日の体を変えるだけではなく、10年後、20年後の自分のための準備にもなります。
「元気なうちに旅行へ行く。」
そして、
「できるだけ長く、元気に旅行へ行ける体をつくる。」
どちらも大切です。
10年後、20年後も、自分の足でいろいろな場所へ。
そのための準備は、今日のトレーニングから始まっています。
【参考資料】
・厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
・厚生労働省 健康日本21アクション支援システム「筋力トレーニングについて」
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執筆者:前迫大昌 ▶︎ プロフィール
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